6月2日に行われた CSS Nite premium でリスペクトなお二人とトゥギャザーしてきました。(ルー的ジャパニーズ)
今回は、レイアウトや配色などに関する書籍や月刊誌 web creators などでも有名な、矢野りんさんの かわいいコブ付 プチ・コンサル付きのスペシャル版ということでたいへん勉強になりました。
このブログでも度々ご紹介した「効果的に伝えるWeb配色標準デザインガイド」の著者である坂本邦夫さんともお会いできてマンモスハッピーです! ざっとメモ書きですが、内容と感想などレポートします。
ウェブサイトの色彩設計とは?(坂本 邦夫さん)
◆色彩で実現できること
- 印象のコントロール
- →サイトのブランド確立
- スムーズな情報伝達(ユーザビリティについて)
- →読みやすさ
- 見える部分のアクセシビリティの確保
- →色だけに頼らない
- クライアントへの説得力
- →その色が選ばれた理由
- ターゲットユーザー
- →○○は○色が好きという偏見を持たない
- コーポレートカラーの扱い
◆まとめ
- 美しさと情報伝達の両方大切
- 理由のある色選び
- よい色彩にするためにはディレクターからの情報も重要
また、Webサイトに訪れる人は、ブラウザで見るだけとは限りません。よくある例として、地図やグラフなどをプリントすることがありますが、坂本さんがモノクロでの確認に使っているツールを紹介していただきました。
Web Accessibility Toolbar 1.2.1 日本語版
ColorAccess(色覚アクセシビリティチェックツール) - 名前はまだない
ColorDoctor : 富士通
グレースケールに変換したり、モノクロでプリントアウトしても情報が伝わるかどうか、実際にチェックしてみることが大切ですね。
わたしのオススメのツールはこちら
関連:背景色と文字色の見やすさをチェック | *LOVE IS DESIGN*
また、今月24日に A・F・T 色彩検定を受検するのですが、坂本さんにサインと合格祈願を書いていただきました。(これだけでもう受かった気分)
◆Webレイアウトのセオリー(矢野りんさん)
次に身長152.1cmの矢野りんさんが3歳の息子さんと一緒に登場。一気になごやかなムードになりました。(講演の間は主催の鷹野さんが子守役)
もっと単純に!レイアウトの基本の基本をわかりやすく解説していただきました。
◆レイアウトの3大基礎
- 差別化する
- グループ化する
- 規則的な面積の設定
◆3つの「ホンマかいな」
- テキストの大きさはそれでいいの?
- 背景は白でいいの?
- クリック深度は浅い方がいいの?
…と、ここで突然テスト
「エビと牛の絵を描いてください」と言われ描いた絵がコチラ↓
虫と犬ではありませんw
知っているようでも、いざ描こうとすると思い出せないものですね。とにかくじっくり観察すること、Web以外のいろいろなことに「好奇心」を持つことも大切だとおっしゃっていました。
伊東 美沙貴さんのセッション AISHAにおけるWeb制作のワークフロー の詳細は、残念ながら非公開ということなので省略させていただきますが、非常に濃い内容でした。
子守り 主催の鷹野さん始め、関係者の方々、参加者の皆さんお疲れさまでした。
最後に、来月15・16日は東京で「Web標準の日々」が開催されますが、交通費が片道4,800円以上かかる方や、学生さんに朗報です!な・な・なんと1日券が2日通し券になる 地方割引、学生割引があります。みんなエンジョイしましょうね!
詳しい内容は、[Web標準の日々]準備ブログ をチェックチェックチェック!
関連リンク
mixiでもいいんで…。
サイドバーに告知バナー貼ってたのにw
とりあえず CSS Nite 公式ブログをRSS登録しときなさいッ!
コメントありがとう。