2007-05-15 Tue

引き算の美学 RSS あとで読む kwout this!

DESIGN

 デザインという言葉を聞くと、線を引いたり色を付けたり「足すこと」ばかりに気がとらわれがちです。 世界的デザイナーの Katsuji Asada氏 のインタビュー を読んで「引き算のデザイン」について考えてみました。

Asada氏 のインタビューで次の言葉がとても心に残りました。

 僕はグラフィックの中でも、ものを省くことがデザインだと考えているんです。デザイナーは今までものをくっつけすぎた。ものを省いていくと、シンプルで、すごく強くて、きれいでなかったら残らないんですよ。

63歳の世界的デザイナーが挑む、新しきウェブデザインの世界 - CNET Japan から引用

デザイン=ものを省くこと


 今回アートディレクターを務めた「Zinga」のデザインで、Asada 氏は線があるのを嫌ったそうですが「白の空間」をとても大切にしているように思いました。

ホワイトスペースの役割

白の空間「ホワイトスペース」は、次のような役割があります。

  • 区別する
  • 目立たせる
  • リズムをつける
  • 間(ま)を持たせる

このように「ホワイトスペース」には、重要な役割を持っていると同時に「何もないデザイン」は美しく機能的でもあるんですね。

 メイクでもよく言われることですが、例えば目元を強調したい時はリップメークは控えめにするとか、口元を強調したい場合は目元をラインだけにする・・・といった具合に「引き算」ができてこそ上級者と言えるでしょう。

 Webデザインも同様に、スペースが空いているからといって、無駄に詰め込み過ぎると逆効果になってしまいます。

 シンプルに何も足さない、置けても置かないことを心がけたいですね。

Asada氏 の「ホワイトスペース」を活かした美しいデザインのサイト

asada_design zinga

ホワイトスペースの参考にしたいサイト

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日本の伝統的な美意識をコンセプトとし、 タイポ・フォトグラフィー・イラストレーション・ペインティング・インタラクティブ・モーショングラフィック等、 様々な手法でグラフィック表現を行うユニット。

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posted by らぶ | Comment(3)  | TrackBack(1)  | 04 Design*.
Comments
 おいらが面白くて毎記事ROMってるだけのY!ブログの1つにこんな方 http://symy.jp/?HCmd がいらっしゃるのですが、本人が明かされるまで気が付きませんでした。←文章を何分の一にか削りまくってからUPされてる事を。
 中学の美術の授業で「絵は足し算」のように習った記憶が…
内容やインパクトを変えずに引いてく作業って、センスそのものがズバリ問われそう。
ブログサーフィン中毒のネコ。 at 2007-05-16 22:28
管理人さんはもうY!ブログ嫌いだったよね〜失礼しました。
ブログ(略)ネコ at 2007-05-17 20:54
マイナスのデザインとも言われますが、文章も同じだと思います。
引く作業によって「あるもの」を強調する手法は、日本の芸術文化に多いと感じます。
コメントありがとう。
らぶ at 2007-05-17 20:54
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